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いつの間にか、ランニングブログと化しておりまする^^
by ゆらら
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メキシコ・ペルーの旅―10①(マチュピチュ)
10月24日(金)

未明から雷鳴とどろく、激しい雨。なんだかんだで、よく眠れなかった。

あ~あ、ワイナピチュ行きはこれでナシだな、とベッドの中で考えていた。

雨だったら、足元悪いし、登ってもガスっていて、遺跡を見下ろせないし、周囲の山々の展望も望めそうにない。

とその前に、ワイナピチュって何?ですよね(私もそうだった)

マチュピチュの遺跡の写真に必ず写り込んでいる背後のとんがり山のことです(矢印の先のお山)。

メキシコ・ペルーの旅―10①(マチュピチュ)_e0100044_2335571.jpg


ここから遺跡を見下ろすことができ、「空中都市」と呼ばれたマチュピチュを実感できる人気のスポットなのだ。

マチュピチュとの標高差は300m。
いってみれば、山というほどのものではなく、ちょっと高い展望台?かもしれない。

しかし、私は足のケガを抱えている。
受傷からは1週間が経ち、腫れや内出血はもう引いたが、まだ痛みは残る。

これまで乗り物での移動ばかりで、あまり歩くところがなかったので、さしたる支障はなかったが、この足で山に登るのはどうかな…。

旅行前、ワイナピチュに登った人の体験談をブログなどを拝見すると、
「思ったほど大変ではない。40分程度」という人もいれば、
「ひゃー、きつかった。2時間かかった」という人もいる。

いったい楽なのか、タフなのか?今ひとつわかりかねていた。

もし、そんなにきつくないのなら、行けそうな気はしていた。
しかし、雨…

出発するなら6時には起きないと。
姪がゴソゴソ起き出して、「雨上がってる~」という。

「え、上がったの?」と私。
「でも、上はガスってるよね」
「たぶんね」

皆目を覚ました。
姉はまだ熱っぽくて、とてもじゃないが行けそうにない。

甥は「俺は行かない」と早々不参加宣言。
元々あまり山登りには興味がなく、乗り気でなかった甥。天気が悪いと知って、行く気にならなかったのだろう。
それより寝ていたい感じ。

姪は「どうしようかなあ」と迷っている。

この時点で、ワイナピチュに行くメンバーは
 姉 ×
 甥 ×
 姪 △
さて、私は?

雨が降っているなら、私も白旗を上げるつもりだったが、止んでいるとな。
山の天気は気まぐれ、ひょっとすると、これから回復するかもしれない。はて、どうしよう。

でも、足のこともあるし、少々寝不足。足を滑らせでもしたら、また悪化させてしまう。
私も止めようかな、と一旦いいかけた。

しかーし、ちょっと待った~!

私の中の反骨心(ヘソマガリ心)がうずいた。

ワイナピチュに入山できるのは、1日400人だけ。もちろん事前に申請しないとできない。
せっかくお金を払って、許可を取ったのに、だれも行かないの?
そんなのもったいない! 
いったい何のために取ったのか、という気持ちがムクムク湧いてきた。

それに、この先の人生を考えたら、もう二度と来ることはないかもしれない。
姪や甥は、まだ若いので、まだ機会はあるかもしれない。
でも、私はこれを逃したら、おそらく登る機会はないだろう…。

絶対行く!

肚は決まった。登るったら登る!

決心したら、素早く行動開始だ。ウダウダ考えていた時間があったので、時間が押している。

さっさと着替えて、昨夜のうちに宿で作ってもらった朝食用のサンドイッチをほおばる。

姪はこの時点でもまだ迷っていたけど、最終的に行かないことにしたようだ。
みんな軟弱者~!とは思ったけど、私は1人でも行くよ。慣れっこだから、全然平気。

水とバナナ、それに100均のカッパ(ティオティワカンで活躍した)をリュックに詰めて、いざ、出発!


マチュピチュまでは、シャトルバスが出ている。バス停に着くと、すでに大勢の人が並んでいる。
こんなにも早起きして、出かける人が多いのか。さすが世界屈指の人気観光地だ。

シャトルバスはどんどん来るので、それほど待たずに乗り込めた。約25分で、遺跡入口に到着。

ここで、トイレをすませ(遺跡の中にはトイレはない)、いよいよ遺跡へ。

メキシコ・ペルーの旅―10①(マチュピチュ)_e0100044_2395827.jpg
上が入場口。左下は、パスポートに押印していいマチュピチュのスタンプ。右下がシャトルバス


さあ、すぐに登山?と思ったら大間違い。ワイナピチュは遺跡を横断した先に入口があるのだ。
それを理解するまで、しばし時間がかかり、スタッフに2度ほど聞き込みをした。

40分もかかって、やっと登山口にたどり着く。
名前や入山時刻をノートに記入する。それで遭難の可否をチェックするのだろう。

登山口のお姉さんは「頂上まで1時間、迷いようのない1本道よ」という。

よーし、がんばるぞ!

雨はまだ止まず、小雨がそぼ降る。私はジャパンクオリティのカッパを着込む(ここでも大活躍!)。
足元は濡れていて、とてもスリッピー。
また、コケたら大変なことになるので、慎重に慎重に歩を進める。

メキシコ・ペルーの旅―10①(マチュピチュ)_e0100044_23331422.jpg
雨で煙るマチュピチュ。


登り進んでいくと暑くなってきた。
実は寒いと思って、ユニクロのライトダウンを着て、さらに頭には前日クスコで買ったアルパカの帽子をかぶっていた。

暑い暑い。立ち止まって脱ぐ。カッパも空気を通さないので暑い。
雨がやんでから、それも脱いでリュックの中へ。

足元はほとんど石段。登るにつれ勾配がきつくなり、どんどん狭くなる。
手すりに頼って登らないと、怖い箇所が何度も出てくる。
片側は断崖絶壁のところもあり、毎年落下する人もいるそうだ(゚ロ゚;)。

メキシコ・ペルーの旅―10①(マチュピチュ)_e0100044_2333518.jpg
こんな感じの道が延々と続く。


大山登山マラソンを思い出す。でも、足が…膝が痛い。
寝不足もあるし、空気も薄い。やけにしんどく、ゼーハーゼーハー、呼吸が苦しい。
少し登っては休み、休んでは進む、の繰り返し。ちっとも進まない。

だいぶ歩いたなと思い、降りてくる人に、「後どれくらい?」と聞くと、「まだ半分くらい」と返され、ガックリ(><)。

途中展望が開け、遺跡を見ることができた。
ああ、もうここでいいや、引き返そうかな、と真剣に思った。
でも、ここまで来て引き返すなんて愚の骨頂、やっぱり頂上を目指す。


先が見えてきた。

メキシコ・ペルーの旅―10①(マチュピチュ)_e0100044_10101546.jpg
あと少し。


頂上手前の展望台(といっても、整備されているものではなく、踊り場みたいなところ)にたどり着き、やっと安堵。

メキシコ・ペルーの旅―10①(マチュピチュ)_e0100044_10443836.jpg
わ~い、まさに空中散歩!(展望台の縁に腰かけて撮影しました)

そこからこんな洞窟?を通って…

メキシコ・ペルーの旅―10①(マチュピチュ)_e0100044_23482957.jpg

とうとう頂上へ。

メキシコ・ペルーの旅―10①(マチュピチュ)_e0100044_10483032.jpg
遺跡を見下ろします。

周囲は6000m級の山々が取り囲む。
頂上手前から、グングン天気回復。晴れてきた。よかったあ。

メキシコ・ペルーの旅―10①(マチュピチュ)_e0100044_10512457.jpg


「半分」といわれたところからは、それほどの距離はなかったのが幸い。

空気の薄さ(マチュピチュの標高は2400m、プラス300mで2700m)や足が万全でなかったので、1時間20分もかかってしまった(^^;)。

でも、実際登ってみた感触は、そんなにすごい登りではない気がした。たぶん、普通の状態なら、1時間で充分登れたと思う。

10分程度滞在して、今度は下山。

メキシコ・ペルーの旅―10①(マチュピチュ)_e0100044_235547.jpg


下りは上りに比べると、格段に楽。
渋滞しているところもあったけど、45分程度で降りてきた。

登山口に戻り、入山するときに書いた自分の欄に、下山時間を記入して遺跡に戻りました。

(ふ~、マチュピチュは書くことが多過ぎ。ひとまず前編ということで〆)
Top▲ | by yurara28 | 2014-11-22 00:15 | 旅行
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