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いつの間にか、ランニングブログと化しておりまする^^
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[レース]
2015 
1/25 勝田全国(フル)
3/8 大山登山
3/29 佐倉朝日(フル)
4/12 早稲田本庄CC
4/19 毛呂山トレラン(DNS)
5/10 仙台(ハーフ)(DNS)
5/23 三浦半島みちくさ(60k)
6/7 横田駅伝
7/12 所沢8時間耐久
10/3 ベジタブル・マラソンin彩湖
11/15 金沢マラソン(フル)

2014 
1/19 スイーツ(10k)
1/25 東京30k
2/16 熊本城(フル)
3/9 大山登山
3/23 板橋City(フル)
4/6 青梅高水山
4/19 五色桜駅伝
5/4 春日部大凧(ハーフ)
5/24 三浦半島みちくさ(60k)
6/1 ハーフリレー
6/29 両神山トレラン(DNS)
7/19 小布施見に(ハーフ)
8/3 上野公園元気早朝(5k)
8/23 安達太良山登山
9/7 柏の葉リレー
10/5 白井梨(DNS)
12/14 みたけ山トレイルラン
12/23 足立フレンドリー(ハーフ)


2013 
1/27 新宿シティハーフ(ハーフ)
2/17 青梅(30k)
3/10 名古屋ウィメンズ(フル)
4/7 鶴沼(52k)
4/21 チャレンジ富士五湖(72k/DNS)
5/4 春日部大凧(10k)
6/1 東京柴又(60k/DNS)
7/14 小布施見に(ハーフ)
8/25 柏の葉リレー
10/6 東日本国際駅伝
10/20 四万十川(60k)
11/10 ねりま光が丘ロードレース(ハーフ)
11/24 つくば(フル)
12/8 みたけ山トレイルラン
12/23 足立フレンドリー(ハーフ)

2012
1/8  谷川真理ハーフ(ハーフ/DNS)
1/21 荒川30k冬大会
2/4  東京ゲートブリッジ完成記念スポーツフェスタ
3/4  渋谷・表参道ウィメンズ(10k)
3/18 板橋City(フル)
4/15 かすみがうら(10マイル)
4/29 果物と自然の里いしおかトレイルラン(9k)
5/4 春日部大凧(10k)
6/3  横田駅伝(5k)
6/10 南魚沼グルメM(ハーフ)
6/24 冨里スイカロードレース(10k)
7/7  隅田川テラス七夕ナイトラン(ファンラン)
8/11 ランステ夕涼みエキデン(5k)
9/9  朝霧高原トレイルランレース(22k)
10/7 東日本国際駅伝(5k)
10/21タートル(ハーフ)
11/11陣馬山トレイル(23k/DNF)
12/9 御岳山トレイル(15k/DNS)
12/23足立フレンドリー(10k)

2011
6/12 ひがしねさくらんぼ(ハーフ)
9/18 田沢湖(20k)
10/2 白井梨(10k)
10/16 タートル(10k)
12/23 足立フレンドリー(10k)
12/4 いすみ健康(ハーフ)





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第3回三浦半島みちくさウルトラマラソン2015
先月30日のことですが…

三浦半島みちくさウルトラマラソンに出走してきました。
昨年に続いて2度目の60km出走です(昨年はこちら)。

しかし、5月の初めに右足首にケガをしたワタクシ。まさかケガ明けの復帰レースがウルトラになるなんて、思いもよらず。

整骨院で、このレースに間に合うように施術をしてもらっていたので、靭帯の炎症はおさまり、ランも少しならOKといわれましたが、何せ練習不足。

ほぼ1ヶ月全然走ってないので、5km走っただけでも息が上がる。
いくらなんでも、いきなり60kmはムリ。足に負担がかかるので、最初から途中リタイアを考えていました。

といっても、このレースは回収車がないので、リタイアしたら、自力で帰ってこなければなりません。
したがって、最寄りのバス停や電車の駅があるところがリタイアポイントになります。

主催者お薦めのポイントは、37km過ぎの三崎港エイド。そこまでは、なんとかがんばりたい。
整骨院でも、そのくらいが充分でしょう、といわれました。

第3回三浦半島みちくさウルトラマラソン2015_e0100044_13281758.gif


当日は途中リタイア予定だったので、最初からモチベーション上がらず、待ち合わせの時間に大幅遅刻。
ギリギリでなんとか間に合いました。

スタートは9時。
しかし、オープニングの挨拶が長引き、5分遅れのスタートというなんともゆるい空気の中はじまりました。

たくさんいたラン友さんとは、スタート直後からはぐれてしまい、最初からぼっちスタート。しゃーないマイペースで行きます。

走り方をすっかり忘れてた私は、ぜんぜん足が上がらず、スピードが出ません。

3km地点。
チンタラ走っていたので、わずかな段差にけっつまづく。
ちょっとよろけただけなので、耐えられると思ったのに、結局、転んでしまった。

え~早すぎるよ!(><)。
周囲のランナーに「大丈夫ですか?」と声をかけられ
「あ、大丈夫です」
とこたえ、すぐに立ち上がるええカッコしぃの私(転んだ時点で、超カッコ悪いのだが)。

幸い左手指にかすり傷と、左足の膝辺りを少し傷めただけですみ、故障していた右足首はなんともない。
走ることはできそうだ。

しかし、まだ序盤、先が思いやられ、最初から上がってないテンションがますます下がる。

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9分/kmくらいの超スローペースの亀走りで、やっと最初の夫婦橋エイドにたどり着く。
ミニトマトやレモンの砂糖漬け、一口まんじゅうなどがそろい、たくさん食べて、ウダウダ長居をしてしまった。

でも、ここで別のラン友さんに会えて、ここからしばし一緒に連れランさせてもらいました。

しかし、天気よすぎ。海が見えてきて、気持ちいいけど、暑い暑い。
転倒のダメージはあまりないけど、暑さにやられ始める。

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野比海岸エイド到着。
ここでは杏仁豆腐と塩キャベツなど。トイレも寄る。

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夫婦橋から連れランさせてもらったラン友さんとは、徐々に離され、背中が遠くなっていき、再び一人旅。
潮風はさわやかだけど、何しろ暑い。

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暑さで消耗し、走ったり歩いたりの繰り返し。持っていた手拭いで顔を覆ってみた。
ついにこんな感じに。人相悪いが、お許しを(;^^A

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途中、応援に来ていたラン友さんが、どういうわけか、見つけてくれた。
逆に、私がどなたかわからず、失礼しました(人の顔を覚えるの苦手)。

少し元気をもらって、やっと昼食ポイントにたどり着く。まだ17km。

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そうめんと心太の昼食。心太、おいしかったあ。
でも、休憩を取ったら、もうここでリタイアしちゃおうかと思ったくらい、暑さで消耗していた。

しかし、足はまだ大丈夫そうなので、リタイアの誘惑を振り切って、再スタート。

海水浴場でくつろぐ人々を横目に、海岸沿いの炎天下を黙々と走る。

こんな暑い日に海に来たら、ふつうビーチで遊ぶもんだろーが。
何を好き好んで、私は走ってるんだろうか?ランナーってヘンタイだよな…

とずーーっとブツブツ言いながら走っていた。

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海から離れて内陸へ向かう途中長い坂がある。
そうだ、上りきったところに、コンビニがあったはずと、去年を思い出し、コンビニ目指して上る。といっても、ほとんど歩き。

やっと上りきり、コンビニエイド着ー。

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峠の茶屋、まさにホットステーションだー。うれしい。
トイレをお借りし、ドリンクを補給しました。

ここからはキャベツ畑の間を縫って走る。景色は変化があって楽しい。けど、走りは最早グダグダ。

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剱崎灯台エイドを経て、城ケ島公園エイドへ向かう。

途中、折り返してくるグループ走しているラン友さんにあえた。
去年はいっしょに走ったよなあ。
まだまだ元気そう、いいなあ。

みんなは次の三崎港エイドへ向かうのだけど、私はこれから城ケ島だ。
は~先は長い。

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やっと城ケ島公園エイドへ到着。
すでに2時。5時間かかって30km、やっと半分だ。

私はここで制限時間を9時間とカン違いしていて、リタイアしなくても、これじゃ、制限時間内にゴールできないじゃない、と思っていた。

パウンドケーキやハーブティー(ぬるい!)をいただく。座って休憩。もういいか、という気分になりかかる。

それでも、また重い腰を上げて、再スタート。
ちょうど目の前に年配のオジサマがいて、なぜか、ほぼ同じペース。
次第に並走するようになり、しばしおしゃべりランとなった。

オジサマから聞いて、やっと制限時間が10時間で、7時までにゴールすればいいらしいことがわかる。
そうか、7時か…。

オジサマもかなり疲れているようだったけど、
「戻らなきゃならいでしょう、荷物があるから」という。

そりゃ、リタイアしてもスタート地点に戻らないといけないのは、当然だが、私はバスか電車を考えていたけど、オジサマにはその選択肢はないようだ。

それじゃ、私もゆっくりでもゴールを目指してみようか…。
少し気持ちが変わってきた。

次が主催者がリタイアポイントとしてお薦めする三崎港エイド。
そして、去年、肉ジャガを出してくれた名物エイドでもある。楽しみ~(*^^*)。

三崎港エイド到着。

ん~あれっ、肉ジャガがないっ!
あんパンやクリームパンなどのごくフツーのエイドじゃないかー!

思わず「肉ジャガないんですか?」とスタッフに尋ねると、
「今年はないんですよ」とのつれないお返事。

エイド位置も肉屋の前でなかったので、きっと大人の事情で取りやめになったのだろう。残念。
後でパンフをよく見たら、肉ジャガなんて一言も書いてなかったや(^^;)。

さて、リタイア、どうするか。
オジサマもいて、なんとなく、宣言しにくい雰囲気、且つ自分としてもまだ走りたい気分。

幸い足にはほとんど痛みはない、痛いのは腰とお尻。
こうなりゃ完走するしかないか。うん、ゴールまでなんとか行ってみよう。

やっと肚をくくる。リタイア宣言せずに、そのまま先へ進むことにした。

引橋エイドへ向かう途中、かつて行ってみたいと思っていたパン屋を発見!
「充麦(みつむぎ)」だ。

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小麦にこだわるあまり、自分で畑を持ち、栽培まで手がけてしまった究極の小麦フェチのパン屋。
行ってみたいけど、遠いなあと思って諦めていた店だ。

おお~こんなところにあったのか!
と思ったけど、今日はお休み。あ、いや、たとえオープンしていたとしても買えないけどね。
でも、フツーの店構えだな。写真だけ撮って素通りする。

コンビニでのトイレ休憩を経て、43km過ぎの引橋エイドへ。
この後、下り坂が続く。

オジサマとは「ここは下りなので走ります」といって、お別れする。
並走してくれたおかげで、リタイアしないですんだ感じ。ありがとうございました。

それまで走ったり歩いたりの繰り返しで、ヘロヘロだったが、下りだったので、少しでもタイムを稼ごうと思い、走り始めると…

突然ギアチェンジの神降臨!

急に足が前へ出るようになる。あれ、どーした、走れる走れる。
腰やお尻は痛いけど、なぜか止まらなくなる。

まだ、あと17kmあるので、ここで足を使うと、後でなくなるかもと思ったが、スピードも出てきて、勢いが止まらない。

次のソレイユの丘エイドへたどり着くには、急峻な上り坂が待っている。去年は、きつくて歩いて登ったところ。
しかし、去年よりコンディションは悪いのに、そこも歩かずに走りきれてしまった。

ランナーズハイ?
突然の復活劇、キセキの5kmだった。

ソレイユの丘エイド着。

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去年もおいてあった冷凍ブルーベリーがおいしくて、20個くらい食べてしまった。食べ過ぎか(笑)。

あと13km。
43km過ぎの大復活で、なんとか制限時間内に帰ろうと決意して、再スタート。

陸上自衛隊武山駐屯地のう~んざりするほど長い長い外周の先にある、最後のエイドを目標にガマンの走りを続ける。

やっとやっと外周が終わり、エイドだー!と思ったら、場所が去年とだいぶずれていて、かなり先まで走らされる。
せっかく復活したのに、これには心折れそうになる。

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最後の林交差点エイド。おにぎりやハッシュドポテトなどいただく。

あと7km弱。もうがんばるっきゃない。

日が暮れてきた。

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ケガをして出走自体が危ぶまれたのに、ここまで走れてよかったな~、と思うと、涙が出そうになる。
いや、涙はゴールまでとっておこう。

最後の2kmほどの舗道は、つらくて歩きたくなったけど(いや、歩きも入った)、「あと少しあと少し」と己を励まし、気持ちをゴールへ向かわせる。

最後の交差点を曲がると、登り坂。ああ、勘弁して~~。
ここは完璧歩いてしまったけど、ついにゴールが見えてきた。

さあ、ゴールゲートを駆け抜けるぞ!と思ったら、ゴール前でよもやの行列?!

「お1人ずつゴールシーンの撮影をするので、並んでくださ~い!」

げーっ、なんやそれ!もう時間がないんだってばー!早くゴールさせろー!

………

待つことしばし、やっと私の順番が回ってきて、無事ゴールしました。9時間50分。
一応制限時間内だけど、なんとも間の抜けたゴールとなり、涙も何もあったもんじゃない。

フィニッシュエリアには、グループ走してたラン友さんがまだ残っていた。
サブ9目指すといっていたので、とっくにゴールしているものと思ったけど、終わってみれば3分違い。

今年はケガ明けでマイペースで行きたいからと、グループ走を断って1人で走ったけど、いっしょに走っても大丈夫だったかな。

でも、みなさん完踏できでよかった。お疲れ様でした。

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その後、ちょっとしたトラブルもあったけど、駅前の中華料理屋で軽く打ち上げ。

しかし、まさかの地震発生で、電車が止まったり遅延したり。通勤ラッシュ並みの満員電車に乗る羽目に。
60km走った身にはこたえました。

そんなオマケもあり~の、のレースでしたが、足には特に問題なく、ホッとしました。
ただ、後日整骨院へ行ったら、
「捻挫後1ヶ月で60km走った人は、初めて」と半ば呆れられました(^^;)。

スタッフやボランティアの皆さん、いろいろお世話になり、ありがとうございました。
Top▲ | # by yurara28 | 2015-06-19 13:56 | ランニング・トレラン
佐倉朝日健康マラソン2015
昨日に続いてレースレポート。
3月29日、佐倉朝日健康マラソンに出走しました。フルマラソンです。

このレース、反省点多過ぎ。
ヘコんでいたので、ブログにするのを躊躇していたけど、やっぱり整理しておかないと前へ進めない気がするので、書き留めておきます。

佐倉朝日健康マラソン2015_e0100044_22105276.gif


今シーズン2回目にして最後のフルマラソン。

思えば、1月に勝田全国マラソンのフルを走り、30km過ぎで失速。
4時間半を24秒ほど切れずに、サブ4.5アゲインはならなかった悔しい思い出。

その時の悔しさを繰り返さないために、この佐倉ではサブ4.5はもちろん、できればサブ4.25(4時間15分)を目指そうと、私なりに真剣に練習に取り組んできました。

勝田でサブ3ランナーさんとご一緒させてもらって、大いに刺激を受け、私も少しでも速くなりたい!と思ったからだ。

これまでな~んとなく走っていたけど、やっぱりタイムが少しでも縮まるのはうれしい。
楽しくゆっくり走るのいいけど、タイムを競うのもランの醍醐味のひとつだとわかったのだ。

ここらへん、走らない方には理解していただけないかもしれない。

「選手でもないのに、何でタイムにこだわるのか?」
「速くなると、何かいいことあるのか?」
「いい年して、走ってばっかり。ケガでもしたらどうするんだ?」(実際ケガばかり)
などなど、きつーい外野の声が聞こえそうだ。

もちろん、タイムに全くこだわらないランナーもいるので、ランナーだからといっても、必ずしも理解してもらえないかもしれない。
一方のエリートランナーからすれば、とんでもなく遅いレベルで何いってるの?って笑われそうでもある。

ま、どうしようもない中途半端なランナーなのだ。

ええ、ええ、だから、タイム云々なんて、もちろんただの自己満足に過ぎないですよ。
でも、自己満足、大切でしょ。

冷ややかな目で見る人だって、夢や目標が人生にとって大切なことなのは、重々承知しているはず。
たとえ、歳をとっても、それは変わらないと思う。

目標に向かって進むってことは、生きてることを実感できるのだから。

あ、ちょっと本筋から離れた。
とにかく、私はちょっとでもいいから速く走りたい、と遅ればせながら目覚めたのだ。

早速、これまでのダラダラした練習を改めるため、サブ3ランナーのK氏にお願いして、練習メニューを作ってもらった。

それを完璧にこなせたとはいわないけど、この2ヶ月はコーチのメニューに沿って、20km走、30km走、インターバルなどなど、自分なりにコツコツとこなしてきた。

大してスピードアップできたわけではないけど、去年より少しは速く走れるようになった、と思っていた。
これまでにない充実した練習のできた2ヶ月だった。こんなにまじめに取り組んだのは、初めてかもしれない。

それにもかかわらず、結果が付いてこなかった。
結論から言うと、勝田より短い距離で失速し、サブ4.25どころか、サブ4.5もかなわなかった。

何が足りなかったのか。何がダメだったのか。

撃沈の理由はいくつか考えられる。

段階を経て準備を進めてきたのに、1週間前に痛恨の風邪(><)。
前週はほとんど練習ができなかったのは痛かった。でも、これは自己管理の足りなさゆえだが。

それに暑さ。この時期にしては暑い日だった。

しかし、自分の感覚では、たぶんそのせいじゃない。もっと根本的な理由があると思う。

以下、距離ごとに順を追ってレースを振り返ってみる。

佐倉朝日健康マラソン2015_e0100044_2223132.jpg


前日まで鼻詰まりがひどくてグジュグジュ、喉もイガイガで、声がひっくり返っていた。
こんな状態なので、コーチからは目標は落とした方がいいといわれていた。
でも、当日の朝は、鼻が詰まってなかったので、体調は万全とはいわないけど、まあまあいい感じ、と思った。

佐倉駅で、一緒に出るラン友さんと合流する。
あいにく練習メニューを作ってくれたコーチは参加しないけど、勝田でもご一緒したサブ3ランナーさんも出走するので、心強い。

スタートは9時半。

1~10km(ラップ0:59:37)
さしたるスタート渋滞もなく、ネットとグロスの差は1分程度とスムーズ。
これはストレスがなくてよいね。

佐倉の特徴はペーサーが15分ごとに付くこと。私は4時間15分のペーサーについて行くことにした。
目標タイムを落とすのだから、4時間半でもよいのだが、朝の体調がよかったので、とりあえず、当初の目標のペーサーについて、いけるところまでついて行こうと思った。

4時間15分だと、だいたい6分/㎞程度。これは2月の30km走のペースとさして変わらない。
あの時は最後までついて行けたのだから、今日も30kmまではなんとかなるだろう、いや、絶対ついて行く!と思っていた。

しかし、気持ちとは裏腹に、身体が重く、走りに乗れない。
しかも、鼻水はずっと出っ放し。ポケットティッシュの減り方がやけに早い。

日差しがあり、暑い。暑さで早くも消耗してきた。でも、冷たい雨よりはなんぼもマシと思って、走り続ける。

体のキレがないからか、10kmのペースは勝田より遅い。

10~20km(ラップ1:00:47)
14km付近から、草笛の丘という上り坂がある。

かなりきつい勾配で、足が上がらない。
たちまちペーサーから離れていく。
ああ、まずい、と思うも、上るのにいっぱいいっぱいで、わずかな距離でさえも縮めることができない。

一旦離されると、追いつくには100倍のエネルギーを要する。
坂を上りきった直後、少しは差を縮められたが、次のエイドで、苦しくてたまらず立ち止まって給水してたら、ペーサーは、あっという間にはるか先に行ってしまった。

あせってロードに戻るも、すでにペーサーは30m位先に。頭に付けている風船を見ながら、いつ追い付けるかしら?いや、もう追いつけないのでは。

こりゃ、サブ4.25はもう無理だな…早くも諦めの境地に。

20kmが過ぎ、やっとハーフを越える。長い…


20~30km(ラップ1:13:40)
24km過ぎで、完全にペーサーを見失い、ヘタレ根性が気持ちを支配する。

ああ、足がだるい、疲れた~。

25km過ぎ、唐突に心がポッキリ折れた。
突然歩きはじめてしまったのだ。
私はしょせん25kmまでの女なんだ、これ以上は走れない。

つらい、苦しい、もう止めたい。

足が攣ったとか、腹痛とかの体調不良があったわけではない。
でも、DNFしちゃおうかな、もう走りたくないやと完全に戦意(走意?)喪失。

走る気力がなくなっていた。
トボトボとかなりの距離歩いた。300~400mくらいか。

歩きながら、せっかく練習メニュー組んでくれたコーチや、アドバイスをくれた仲間を思い出し、情けなくて、申し訳ない気持ちでいっぱいになった。

私、何やってんだろ、ダメじゃない。何歩いてんだ?

給水所が見え、ふと我に返った。

あと17km?いや、違うよ、これから17kmじゃない。なんてことはない。

がんばれるか、自分? がんばれるはずだよね、自分?と自問自答。

がんばるよ! 

やっと気持ちが切り替わった。

30~40km(ラップ1:06:57)
ここからは、鈍足ながら一定のペースで淡々と歩を進めた。何も考えずに走っていれば、いつか終わる。

もうサブ4.25は夢と消えた、サブ4.5も厳しそうだ。それでもいい。最後まで歩かず走り切ろうと思った。

トイレは切羽詰まってなかったのだが、33km過ぎにギアチェンジしたくて、トイレストップした。
ロスは3分ほど。

40km~Finish(ラップ0:14:29)
あと2kmまでこぎつけた。

が、最後の最後に激坂が待っている!
ヘロヘロになっていたけど、もう歩かなかった。そして、ようやく終わりが…

ゴーーーール!

佐倉朝日健康マラソン2015_e0100044_23125239.jpg

4時間半にわたる苦しみから解放された。4時間35分(ネット)だった。

惨敗でした。
もう少し走れると思っていただけに、レース後は、悔しくて悔しくてドッスーンと落ち込んだ。

なぜダメだったんだろう?どこが足りなかったんだろう?と反省しきり

すぐに心折れてしまうのはなぜ?
おそらく気持ちを支える走力が足りないからだろう。フルを走りきる自信がなかったのだ。

自信を付けるには、練習あるのみ。つまり、走り込み不足なのである。
当たり前といえば当たり前のことだ。

10km20kmなら、走ることができても、フルはごまかしが効かない。
まだまだ、サブ4.5の体力、スピードがなかったということだ。

でも、最後にどうにか立ち直れたので、次にはつながる気はする、と信じたい。
秋のシーズンに向かって、もう一度出直したい。

50代も半ばを過ぎ、タイム更新は厳しくなる一方だが、それでも、もう少し伸び代が残っていると信じたい。
諦めないで、もう1年がんばろう。

Kコーチ、2ヶ月間ありがとうございました。もう少しがんばるよp(^-^)q
Top▲ | # by yurara28 | 2015-04-11 23:28 | ランニング・トレラン
大山登山マラソン2015
4月も半ばになろうというのに、3月のレース振り返り。
今さら感はありますが、自分の記録として。

3月8日、今年も大山登山マラソンに出走してきました。
そう、あの登りっぱなし、1610段の階段地獄が待ち受ける、ドMレースです!

去年出場して懲りてないのか?ぜんぜん、懲りてまへん。また出たいと思ったもの(去年のレース模様はこちら

というのも、これ、タイムを競うわけでなし(もちろんエリートは競うだろうけど、基本私は制限時間内に完走できればいいと思っている)、他のランナーと競う訳でなし、坂ばっかりでも9kmと距離短いし。

ドMレースだけど、亀な私にとってお気楽なファンランなのだ。
そんなわけで、今年もウキウキ?エントリー。

そしたら、なぜか今年は怖いもの出たさのヘン○イランナーさんが多くて(笑)、たくさんのラン友が出走。楽しみです。

大山登山マラソン2015_e0100044_13145113.jpg


お天気は曇りで、怪しい空模様。合羽を着ようか迷ったけど、暑くなるのでやめて、通常のウエアで。

10時半スタート。

前半4kmまではゆるやかな登り基調。ここは月末のフルに向けての練習と思って、去年より飛ばした。
といっても、km6分程度だけど(^^;)。

5kmを過ぎると、勾配がきつくなってくる。
去年はラン友さんの応援があって、めげそうな気持ちを立て直せたけど、今年はそのラン友さんも出場しているので、1人でがんばるしかない。

ガマンガマン…と思っても、ず~っとガマンしっぱなし。だって、登りっぱなしだから。
このコースはガマンの先にあるべきのご褒美の下り坂はないのだ。

オマケに雨が降ったり止んだり、晴れたり、安定しない。

7kmを過ぎると、たまらず歩いてしまった。
う~ん、階段までは歩かないと心に誓っていたのに、根性なし(><)。

でも、歩きは最小限にして、また走り始める。こうなりゃ一刻も早く階段にたどり着きたい。
だって、階段は大手を振って歩けるではないか(^^;)。

そして、やっとやっと階段にだどりつく。
ふ~、一息。

みやげ物屋が並ぶ参道(もちろんここも階段)を通り抜け、山の中へ。

スタッフの「あと800m!」の声を背に登り始める。ここからは登山です(笑)。

ここまで1時間3分。去年のタイムは1時間16分だから、まさか13分もかからないだろう、と思っていたけど…。

登っても登っても、先の見えない階段地獄。それでもようやくゴール付近のざわつきが。

ゴール!

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タイムは1時間15分だった。去年のタイムを1分だけ更新。でも、誤差の範囲か。

ガーミンで確認すると、ラスト1kmに18分もかかっていた。
去年は16分だったので、階段が完全にブレーキになっていたみたい。
前半飛ばした分、足に来てたのかもしれない。

でも、完走できたので、それはそれでうれしい。

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ゴール後は阿夫利神社にお参りして、お待ちかねの七草粥とお汁粉。

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お汁粉は白玉が冷たくて、今ひとつだったけど、七草粥はほっこりおいしい。冷えた体を暖めてくれました。
これが食べたくて、ゴールまでがんばったようなもの(^^)v。

帰りはケーブルカーとバスで下山。下へ降りると、他のメンバーはもうすっかり走り終えていました。

駅前の日高屋で合流して、楽しい打ち上げ。

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今年もクルリンに会えました。

やっぱりきついドMレース。でも、打ち上げも含めて、楽しかったのは、確か。
ただ、来年も出るのか?と問われれば、未定です。この時期たくさんのレースがあるからね。
Top▲ | # by yurara28 | 2015-04-10 13:46 | ランニング・トレラン
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